otacleの日記

孤独な地方民がセラピーのために書いている日記。

岩手県奥州市衣川区 国見平温泉 胆沢ダムカレー

f:id:otacle:20170731012343j:plain

衣川1号ダムのダムカードを貰いに国見平温泉に足を運んだ。気砲風呂や露天風呂の他、電気風呂なんかもあるらしい。車から降りると独特の匂いがツンと鼻をついて温泉に来たという認識を強めてくれる。山間にある温泉の割りには駐車場が結構埋まっていたので、結構人気があるのかもしれない。

f:id:otacle:20170731023920j:plain

料金は時間制限ありで大人500円。一昔前は350円だったのだが、市町村合併増税でこうなってしまったのだろう。

f:id:otacle:20170731023227j:plain

f:id:otacle:20170731022806j:plain

さくっとダムカードを頂いて、食堂の方へ。

f:id:otacle:20170731023018j:plain

f:id:otacle:20170731023113j:plain

値段的には600円から1000円以内といった感じでリーズナブル。売りは国見ラーメンらしいが、今回の目的は胆沢ダムカレーなのでこれを注文。食堂と多目的ホールのどちらかで食べることが出来る。

f:id:otacle:20170731024739j:plain

デザインはこんな感じ。前沢牛と奥州牛がはいっており、ご飯は衣川産のハトムギがまざっていることでロックフィルダム感が出ている。カレーに浮いているのはジャガイモではなく、スライスされたリンゴだった。

味の方はレトルトのカレーだった。色々と拘ったスパイスに地元の牛肉をつかったカレーらしいのだが、昔食べたレトルトのカレーにとっても味がそっくり。完全に頭がそっちにいってしまった。

味は普通に美味しかったのだが、衣川1号ダムのダムカードを配布している場所で胆沢ダムカレーを提供するのはどうなんだろうという疑問が……。

観光地として開放されている胆沢ダムと衣川1号ダムじゃ役者が違うのだが、焼石クアパークひめかゆでも胆沢ダムカレーが提供されているという事実。やはり、衣川1号ダムカレーを名乗るべきなんじゃないかな。

f:id:otacle:20170731032249j:plain

食後は三滝へ行ってみた。国見平温泉を出て道なりに片道10分程度歩けば到着する。歩いていったら普通に駐車場が用意されていたので何だか損した気分になった。他にも衣の滝、菊の滝があるらしいのだが、取り敢えず今回はここだけで。

f:id:otacle:20170731032549j:plain

f:id:otacle:20170731032639j:plain

f:id:otacle:20170731032818j:plain

f:id:otacle:20170731033449j:plain

あまり整備されていない階段を下って間も無く三滝へ到着。ひんやりとした冷気とドババってなっている滝が出迎えてくれる。風景としてはいいのだが、とにかく虫が不快なので事前に虫除けしていないとキツい。帰りの階段の勾配もキツい。

岩手県奥州市衣川区 衣川1号(増沢)ダム

f:id:otacle:20170731003542j:plain

衣川1号ダムへ行ってきた。過去に起きた台風被害を踏まえ建造された5つのダムのうちのひとつで、現在唯一ダムカードが発行されているダムだ。洪水対策はもちろん、農業用水の提供や確保も担っているらしい。今回はダムカード目当てだったのでここにだけ足を運んだ。

f:id:otacle:20170731005015j:plain

f:id:otacle:20170731005056j:plain

f:id:otacle:20170731005156j:plain

f:id:otacle:20170731005413j:plain

f:id:otacle:20170731010239j:plain

駐車スペースからみれる範囲ではこんな感じだった。ダムの近くにいける道はあったものの立ち入り禁止区域になっているのでみれる範囲に限りがある。天端が開放されていればもっと色々みれたのだが。

管理棟が機能していないので、ダムカード希望者はここで証明写真を撮った上で国見平温泉の受付に申し出る必要がある。写真が必要なことは頭に止めておくべきだ。温泉に入った後でのんびりダムを眺めようなんて考えると手間がかかるぞ。

f:id:otacle:20170731012343j:plain

f:id:otacle:20170731012440j:plain

受付のおじさんにダムカードを要求したらダムカードを渡された。なんと。

f:id:otacle:20170731012953j:plain

ここに到着した頃には完全に頭がダムカレーだったので、カードを要求する際に「ダムカレーいただきたいんですけど!」といってしまったのが悔やまれる。幸いにも特に突っ込まれることはなかった。単に大人の対応をされただけかもしれないが。

そんな訳で、ミッションコンプリート。余り大きなダムではないし、殆どが立ち入り禁止区域だったのが残念だった。ただまあ、徳水園を通る国道397号線からダムへと向かうまでの新緑の桜並木がとても美しかったので行ってよかったと思う。個人的にここの通りは春よりも夏の陽気のいい日のほうが好きだな。

岩手県遠野市宮守町 中国料理広東厨房

f:id:otacle:20170723231259j:plain

田瀬ダムへ行ったついでに広東厨房に寄ってきましたわ。東和から遠野市街への道中にある中華料理店で、遠野へ足を運ぶたびに後ろ髪引かれつつもスルーしていたので気になっていたのです。遠野まで足を運ぶならやっぱりジンギスカンってところがありますからね。市街まで行かない今回はいい機会だと思ったのですわ。

f:id:otacle:20170723232900j:plain

f:id:otacle:20170723233032j:plain

f:id:otacle:20170723233124j:plain

店内に入ると新聞の切り抜きやらなんやら。こういったアピールをみると抵抗感が湧いてしまうわたくしは影響受けすぎかもしれませんわ。

f:id:otacle:20170723233643j:plain

f:id:otacle:20170723233813j:plain

ちょっとお洒落な感じの店内。お手伝いなのか小さなお子さんがいましたが、わたくしが席に着いた途端に姿を消してしまいましたわ。わたくしそんなに危険人物にみえるのかしら? そもそもお子さんだったのかしら? 小さい成人女性だったかも。

f:id:otacle:20170723234511j:plain

f:id:otacle:20170723234733j:plain

f:id:otacle:20170723234650j:plain

単品やセットメニューは800円から1000円程度。そこそこ高いメニューは大皿なのかしら? 写真がないからよくわかりませんでしたわね。フカヒレやアワビはしょうがないとして飲料系がやたら高い気がしましたわ。

f:id:otacle:20170723235449j:plain

牛バラ煮込みご飯を注文してよ。白米にとろみのついた熱々のアンがかけられている料理でしたわ。白菜とたけのこで出来たアンがしゃきしゃきして美味しかったですわね。ゴロンって感じの柔らかい牛肉がたっぷり入っているのでお得感がある。全体的に味が濃い目だったので高血圧だと厳しいかもしれません。

広東厨房でした。中華料理は名前をみてもいまいちピンと来ないだけに写真がなかったのが難点でしたが、値段はリーズナブルだったと思います。ここで食べるなら道路がみえる場所がいいでしょうね。

f:id:otacle:20170724001758j:plain

豊かな緑をたのしみながら食事が出来ますわ。

岩手県花巻市 田瀬ダム

f:id:otacle:20170723230613j:plain

北上に用事が出来たのでついでに花巻市にある田瀬ダムに行ってきました。花巻にあるダムなんだからそう遠くないだろうと舐めてかかっていたら東和を抜けて遠野までたどり着いてしまいちょっとわずかに後悔することになったわ。田瀬ダムへと続く山道が道の駅みやもりの目と鼻の先だったので、体感的には遠野のダムですわね。

f:id:otacle:20170723215241j:plain

f:id:otacle:20170723221039j:plain

到着したのは夕方の4時30分過ぎ。施設へと続く車道に作業員がいたので締められちゃうかも……と青くなりましたが入場は出来ました。ただまあ時間が時間だったのでものしり館などは閉まっていましたわね。

取り敢えず、ダムカードだけでも貰って帰ろうと正面玄関にあるインターホンを押して職員さんからカードをいただきましたわ。本来は2階へ招かれるかたちでカードを貰うようなのですが、まあ向こうさんもお目当てはわかるでしょうしね。

f:id:otacle:20170723224530j:plain

さすがに気分が高揚します。

f:id:otacle:20170723221230j:plain

ものしり館の近くから展望台へと到れる階段があったので登ってパシャリ。展望台まで足を運びたかったのですが時間が時間だったので断念しましたわ。

あくまでもダムカード配布時間が17:00までというだけで、別に長居してもよかったのかもしれません。ダムカードを貰うついでに聞けばよかったですわね。ちなみに熊に注意とのことです。やっぱりいるんですのね。

f:id:otacle:20170723220949j:plain

全然回れなかったですし、田瀬湖周辺に面白そうなスポットが数多くあるようなので近いうちにリベンジしたいですわ。

宮城県気仙沼市大島 猟師のせがれ

f:id:otacle:20170722022936j:plain

気仙沼市大島にある猟師のせがれで食べましたわ。小田の浜の横にある居酒屋で昼の部と夜の部にわかれて経営されているそうです。居酒屋だと知らずに入店したのでお通しの文字に軽く戦慄を覚えましたが、お通しは出なかったのでホッと一息。頬を撫でるサマーフリーズ。

f:id:otacle:20170722023455j:plain

f:id:otacle:20170722023611j:plain

主なメニューは丼物と麺類。大体1000円から2000円以内といったところでしょうか。わたくしは無難にミニ海鮮丼+ラーメンを注文。まあ大体こんなもんだろうという予想をしていたのですが、大きく裏切られました。

f:id:otacle:20170722024046j:plain

ミニの概念が崩れる海鮮丼にラーメンがついてきました。これで1000円って嘘でしょう……並みの茶碗の倍はある器にご飯がなみなみと入っている上に、海鮮で白いご飯が見えないんですけど。この辺のミニってこれくらいがデフォルトなんですか? わたくしの地元でこんなものを食べようと思ったら1800円を下回らなくってよ。

最初の料理を皮切りに届くわ届くわ特盛り料理。あまりにも凄いのでフレンズ達の注文した料理も撮らせてもらったわ。

f:id:otacle:20170722025732j:plain

海鮮ばくだん丼 1500円

f:id:otacle:20170722025648j:plain

ネギトロ丼 1300円

f:id:otacle:20170722025805j:plain

ふかひれラーメン!!! 1800円!!!

わたくしの海鮮丼がミニなのがよくわかりました……。海鮮ばくだん丼なんか隣でみていてエビみたいに引きましたもん。いやいやいやいや無理って。

味は無茶苦茶美味しかったですわ。でも食べている途中でお腹がいっぱいになって苦しかったです。食べ終えた後に発せられた「誰一人として幸せそうにみえない」という失礼千万な台詞がこの店の料理の凄さを物語っていると思いますわ。何事も程ほどが一番ということですわね。お腹がぺこちゃんならここはマジ最高な店なんですけど。

そんな訳で、漁師のせがれでした。やっぱり海の近くだと違うのかしらね。価格に対して量も味も圧倒的で大満足でしたわ。送迎は無料サービスですし、メニューにない料理も相談に応じてつくってくれるみたい。うーん、フレンドリー。近所に欲しい店ですわね。あったらわたくし通いまくりですわよ。

注意点はある程度お腹を空かせていくこと、ふかひれラーメンを注文した人のことは待たずに食べはじめること。以上ですわ。

宮城県気仙沼市大島 亀山

f:id:otacle:20170722020141j:plain

気仙沼市大島にある亀山へ足を運んできたわ。亀山に行くと聞いたときはてっきり登山をするものだとひゃっほいしていたのだけれど、亀山レストハウスまで車で行ってそこから展望台という超絶ヌルいコースだったのでガッカリでしたわ。ヌルいというかそれ登山じゃねえだろ。

f:id:otacle:20170722015814j:plain

f:id:otacle:20170722020321j:plain

f:id:otacle:20170722020442j:plain

f:id:otacle:20170722020533j:plain

亀山レストハウスには観光案内が所狭しと設置されていました。ご当地キャラクターの柚花ちゃん&木春ちゃんのどっちつかずな萌えっぷりがよろしいですわね。

f:id:otacle:20170722015110j:plain

f:id:otacle:20170722021156j:plain

f:id:otacle:20170722021314j:plain

f:id:otacle:20170722021230j:plain

f:id:otacle:20170722021429j:plain

f:id:otacle:20170722021510j:plain

レストハウスから数分で到着。眺めはよかったですわ。フェリー乗り場から反対側の海岸線が思いのほか近くてビックリ。

f:id:otacle:20170722021828j:plain

f:id:otacle:20170722021940j:plain

愛宕神社でぱんぱかぱーんして後にしました。わたくし的には登山口から登ったり、色々と見て回りたかったのですが集団行動なので致し方ありませんわね。野営して肉を焼くことだけを目的としている感があるので、根本的なところでわたくしの趣味とあっていない気がしてならないわ。

今回のキャンプで気仙沼市大島が行けない場所ではないことがわかったので、もしかしたら登山目的でリベンジするかもしれませんわ。

宮城県気仙沼市大島 休暇村気仙沼大島

f:id:otacle:20170721221735j:plain

宮城県湾内に位置する気仙沼大島へ行ってきたわ。2011年に起きた東日本大震災津波に飲み込まれたことは記憶に新しいですわね。

震災に関しては数多くのエピソードがあるけれど、米英海兵隊によるオペレーション・トモダチが特に印象に残っているわ。心温まる救援活動からの一転、乗組員による被爆による損害賠償請求のインパクトといったら、生涯忘れることはないわね。

f:id:otacle:20170721224056j:plain

f:id:otacle:20170721223952j:plain 気仙沼からフェリーで島へ向かいます。時間にして30分程。かっぱえびせんを目当てにウミネコがフェリーを追ってくるのがなかなか面白かったですわ。完全に餌付けされている感じからして、この辺に生息しているウミネコかっぱえびせんを追い、食べるだけで生涯を閉じているんじゃないかしら?

f:id:otacle:20170721225037j:plain

f:id:otacle:20170721225511j:plain

f:id:otacle:20170721225745j:plain

f:id:otacle:20170722003621j:plain

無事に到着。コンビニや信号機がまるで見当たらないのどかな島よ。フェリー乗り場からキャンプ場まで車で数分……というか、島の外周が22kmなので行こうと思えば何処へでもすぐに行ける感じですわ。

f:id:otacle:20170721232642j:plain

f:id:otacle:20170721232715j:plain

途中でお店に寄ったけれど、食べ物くらいしか売っていませんでしたわ。たまに来るならいいけれどここで生活するのは大変そう。買い物をするならフェリーで行き来するしかありませんし、通信販売は送料で視界が濁りそうですわ。

f:id:otacle:20170721234721j:plain

f:id:otacle:20170721235241j:plain

f:id:otacle:20170721235324j:plain

f:id:otacle:20170721235633j:plain

受付を済ませてキャンプ場へ。ホテルや常設テントサイトもあるのですが、わたくし達はフリーサイトでテントを設営しました。フリーサイト内では駐車出来ないので荷物をおろし終えたらちょっと離れた駐車場にとめる必要があります。その辺は値段也ですわね。夕方には敷地内がテントだらけになりましたわ。

f:id:otacle:20170722001331j:plain

f:id:otacle:20170722001948j:plain

f:id:otacle:20170722002235j:plain

f:id:otacle:20170722002330j:plain

設営した後、潮さいの小怪を散歩したわ。距離的には大したことはなかったけれど階段が急で昇り降りが大変だったわね。何よりも大変だったのは手入れが行き届いていないので草がボーボー。蜘蛛の巣だらけだったことだけど。木に囲まれているせいで海を視界に入れずらいですし、人気ないのかもしれないわね。

f:id:otacle:20170722002808j:plain

f:id:otacle:20170722002851j:plain

f:id:otacle:20170722002928j:plain

労せず展望台へいける地獄崎のほうが風景もよかったわ。

f:id:otacle:20170722003810j:plain

f:id:otacle:20170722003738j:plain

f:id:otacle:20170722003935j:plain

田中浜やらみちびき地蔵もキャンプ場からすぐでしたわ。

そんな訳で、休暇村気仙沼大島を利用してきたわ。風景もよかったし本土と比較すると気温が低めだったのでそこそこ快適だったわね。まあ海の近くだけあって体中が潮風でベトベトになったけれど。ここに限らず、海の近くで遊ぶ場合はキャンプなんかしないで素直に宿泊施設を利用するべきだと感じさせられたわ。

今回でいちばん楽しかったのは、帰りのフェリーね。

f:id:otacle:20170722005825j:plain

かっぱえびせんを買って乗りこんだらウミネコが寄ってくるわ寄ってくるわ。指に挟んだかっぱえびせんを上手いこと盗んでいく手腕には惚れ惚れさせられたわ。3度ほど指を嘴で突っつかれたけど、まあいいでしょう。かっぱえびせんを追って船の引き波に埋もれていくのをみると心底笑えますわ。

宿泊施設として利用するかは兎も角して、気仙沼に足を運んだらかっぱえびせんを手にフェリーに乗ることをオススメしますわ。料金は往復で1000円かからないお嬢様価格ですし、飼育員気分を味わえて楽しいですわよ。