otacleの日記

孤独な地方民がセラピーのために書いている日記。

岩手県滝沢市 鞍掛山

f:id:otacle:20170702202837j:plain

岩手県滝沢市にある鞍掛山に行ってきたわ。宮沢賢治の詩「くらかけの雪」にも登場する国指定名勝のひとつで、初心者にも登りやすいことからハイキングコースとして人気があるみたいね。初心者のわたくしでも行けそうだったので挑戦してみたの。

f:id:otacle:20170702203631j:plain

相の沢キャンプ場からあいのさわ遊歩道を通る東側のコースを選択。相の沢牧野を望むコースとのことだったのだけれど、登山道に入ってからはくらかけ遊歩道と同様に森のなかを歩くスタイルでしたわ。

登山道は前日に雨が降ったせいか若干ぬかるんでいたうえ、道のいたるところに木の根っこが生えていることで足を取られましたわ。小学生でも登れる簡単な山とのことでしたが、少なくともわたくしにはハードな山でしたわね。山頂まで残り1kmの辺りから斜面がキツくなり、フレンズのペースについていけませんでしたわ。

f:id:otacle:20170702205056j:plain

f:id:otacle:20170702205250j:plain

f:id:otacle:20170702205407j:plain

丸太の階段の辺りではひざにかかる負担がしんどくて……。ファミリー登山に最適とありましたが、仮にわたくしがお子様でしたら連行したパパやママをしばらく恨むこと間違いなしだったわね。ただまあ、幼い少年少女やご老体が涼しい顔で歩いていたので、わたくしの登山性能が小学生以下ということかもしれない。

f:id:otacle:20170702210534j:plain

よく覚えてないけれど、1時間20分ほどで到着。頂上でおにぎりなどを食べていた殿方がいらっしゃってかなり羨ましかったですわ。風景自体はよさげでしたけど、周囲が白みがかっていて撮影に向いている日ではありませんでしたわ。

f:id:otacle:20170702212346j:plain

岩手県の最高峰である岩手山は雄大だったわ。標高897mの鞍掛山でヒーヒーだったわたくしにはまさしく高嶺に感じられましたわね。ぱっと山をみただけで「無理」と感じられる山っぷりでした。

昼食をとりたかったので下山。

f:id:otacle:20170702215841j:plain

帰りはせっかくなので行きと違う道を通ることに。合流地点から西側のコースを通りましたわ。

f:id:otacle:20170702225458j:plain

f:id:otacle:20170702220703j:plain

f:id:otacle:20170702220751j:plain

f:id:otacle:20170702220847j:plain

f:id:otacle:20170702220928j:plain

f:id:otacle:20170702221020j:plain

高台展望台などを経由してたきざわ自然情報センターの裏までぐるーっと歩いてきましてよ。帰りでもキツかったのでこちらから行かなくてよかったですわ。獣道がいたるところにあって迷いやすかったり、明らかに人外の足跡が残っていたりと疲労を通り越して生命の危機っぽい道でしたわ。

f:id:otacle:20170702221854j:plain

何だかんだで往復で3時間ほどかかりました。キャンプ場にもトイレがありましたが使用禁止だったわね。今のところはたきざわ自然情報センターで借りるしかないと思います。トイレの前には協力金箱が設置されていました。結構入っていたわ。わたくしの貯金箱も置かせてもらえないものかしら?

そんな訳で、鞍掛山でした。この日の為に注文した靴が届かなかったりと悔やまれることもあったけど登頂に成功できてよかったわ。

わたくしでも登れたので難易度は低いと思うけれど、ある程度運動慣れしている人や体重が軽い人にとってであることは念頭にいれるべきね。荷物に関しては飲み物だけでいいでしょう。わたくしのフレンズは殆ど手ぶらでしたし、登山用でもなんでもないサンダルを履くという舐めっぷりでしたがそれでも問題ありませんでしたわ。

岩手山をはじめとする山々や緑に囲まれていますし、登山以外にも小岩井農場や網張展望リフトと見所には事欠かない場所なので観光目的で足を運んで損はないと思います。

近くには陸上自衛隊の駐屯地もありますし、自衛隊フェチにはたまらない地域でしてよ。自衛隊の車両をみるとテンションが高くなるピュアな紳士には強くお勧めしますわ。