otacleの日記

孤独な地方民がセラピーのために書いている日記。

青森県弘前市 津軽岩木スカイライン

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青森県にある岩木山にトゥギャザーしてきましたわ。別名「津軽富士」と呼ばれている日本百名山のひとつで、有料道路である津軽岩木スカイラインが八合目まで開通していることから難易度の低い山として認知されているそうです。わたくしは登頂に失敗しましたけど。そんな訳で、恥を晒そうと思いますわ。

さて。この日はフレンズの車に揺られながら青森を目指しましたの。到着が11時ごろになりそう……とのことで、青森よりも手前の高速道路から一般道に降り、ランチを取ったりお土産を購入していたら、津軽岩木スカイラインに到着することには時既に3時近くでしたわね。

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この時点ではわたくし全然のん気でしたわ。だって、今回のスケジュールは全部人任せでしたもの。ですから、リフトが4時20分で止まり、5時には駐車場が封鎖されるだなんて完全に寝耳に水。サプライズでしたわね。

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駐車場に到着した時点では美しい風景に圧巻されていましたわ。

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ええ……。

わたくし達はかなりギリギリだったらしく、リフト乗り場のスタッフに口酸っぱく最終乗車時刻の確認をされましたわ。この時点でチキンハートのわたくしはドキがムネムネになってしまい、失敗フラグがガキョンと立ってしまいましたの。

事前にハイキングみたいなもの……といわれていましたが、実際は足場が悪くトレッキングシューズでないと歩くのが大変な場所でしたわ。普通の靴で登ったわたくしは底が破けそうで気が気ではありませんでしたわね。

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その上、時間に関して色々言われてしまった為かアスレチックを全力疾走するようなハイペースで進まれてしまい。途中でダウンしてしまいましたわ。

滝のように汗が吹き出て、過呼吸が止まらず、眩暈もする。

「どうしてこんなところに来てしまったのかしら……」

と、後悔しきりでしたわね。

時間的に余裕がなさそうだったので、フレンズ達に先に行かせて自分はリフト乗り場に戻ることにしました。適切な判断ではないので止められたのですが、リフト乗り場から見える場所なのでまあ大丈夫だろうという判断ですわね。

フラフラになりながら下山……している途中で息が整い割りとあっさり回復しましたわ戻ろうかと思いましたが、「別れのワルツ」が流れはじめたので一先ずリフト乗り場に戻り、登頂方面とは別方向の登り坂に足を運びましたわ。

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先に進むと地味に山頂っぽい場所。何故かお金が置いてありましたわ。

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今回は、ここがわたくしなりの山頂の風景ですわ。

この後、自分のペースで行けるだけ行ってみようと思い再度アタックを仕掛けましたが、降りてきたフレンズと合流したので帰りのリフトに乗りましたわ。驚きだったのがすれ違いでリフトに乗ってきた老夫婦が居たことですわね。折り返しで戻ってきたようですが、ああいう楽しみ方もあるのだと感心させられました。

そんな訳で、岩木山での登山は失敗に終わってしまいましたわ。日頃の運動不足が祟りましたが、やはりタイムスケジュールに問題がありましたわね。はやく着きそうだからといって敢えて時間をかけようとするのはやはり駄目でしょう。帰りに道の駅が閉まっていて立ち寄れなかったりと散々な結果に終わってしまいましたわ。

脱落したクソザコナメクジのわたくしがいうのもなんですが、決して難しい山ではなかったですわ。ですから余計に登れなかったのが無念でしてよ。岩木山に関しては、わたくし的にはこんな印象を受けましたわ。

  • 時間制限があるのでリフトを利用するなら迅速に。
  • 重装備は必要なし。ペットボトルだけでも十分。
  • 足場が悪いので、登山用の靴を用意したほうがよろしい。

お菓子やら持って行きましたが邪魔なだけでしたわね。他のフレンズが軽装備だったのに対して、ひとりだけ色々持っていったのも敗因でしたわ。今後も色々登ると思うので今回の失敗を糧にしたいところです。取り敢えず、周りがどうあれ自分のペースをまもる――というのは徹底しようと思います。難しいですけどね。

そんな訳で、岩木山でした。クソミソな結果に終わってしまいましたが、失敗したのが岩木山でよかったと思いますわ。

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 次の機会がありましたら、南側百沢口登山路でリベンジしたいですわね。